女子ツアーを開催したこともある関東の名物ホールを徹底解剖! 所属プロの解説からスコアメイクが見えてきた

鶴舞カントリー倶楽部は東西合わせて36ホールがそろい、2010年~2015年にかけてJLPGAツアー『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』が開催されたトーナメントコースでもある。そんな名門のなかでも、ショート、ミドル、ロングの3つの名物ホールを所属する木村龍プロがピックアップ。スコアメイク実現の秘策を聞いた。
「西コースの6番ショート、東コースの12番ロング、東コースの18番ミドルはポイントになると思います。6番は約30ヤードの高低差がある打ち下ろしで、風の影響を受けやすいです。夏はフォロー、冬はアゲインストで、季節でクラブ選択を変える必要があります。その差は3〜4番手に及ぶため、プレーヤーを悩ませます」

東コースの12番ロング、18番ミドルのマネジメントも聞いた。

「12番も距離が長めでパーを取るのが難しいホールです。飛距離が出ない人は2打目地点が強い上り傾斜のライになりがちで、難易度が一気に上がります。一方、18番はフェアウェイ中央の木を避けるのがポイントですが、ここはバーディも狙いたいですね。効果的なマネジメントで、少なくともパーでまとめる必要があると思います」

コースに熟知した所属プロならではの秘策を参考に攻めれば、ゴルフのレベルが一段上がる可能性大だ。

■季節で変わる風を読むのが難しい西コース6番
重要なのは風を読むことと、打ち下ろしに惑わされないティーイングエリアでの目線。NEWグリーンは、ワンオンしないとパーを取るのが難しい。非常に神経を使うティショットが要求される。
■ここでパーが獲れたらシングル級の東コース12番
コースの左サイドはOBが続き、180ヤード地点には強い上り傾斜があるため、飛距離に自身がない人は注意が必要。上級者でドライバーに自身がある人は、右サイド林すれすれを狙うのも可。確実にスコアをまとめたい人は、3打目勝負と考えて2打目はフェアウェイバンカー手前に刻むのが吉。
■フェアウェイ中央の木を上手くかわしてバーディも狙いたい東コース18番
2打目で真ん中の木をどうかわすかが鍵。この木は大きいため、超えられる高い球が打てるクラブを選択するのがセオリー。ドライバーの飛距離が200ヤードぐらいの人は、刻むのも手。230ヤード以上飛ぶ人はパーオンを狙おう。
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