“闘将”ジャカがプレミアリーグ帰還へ!…最大総額約34億円で昇格組サンダーランド加入か

 サンダーランドがレヴァークーゼンに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得に迫っているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 “闘将”ジャカが2年ぶりにプレミアリーグへ帰還することとなりそうだ。報道によると、サンダーランドとレヴァークーゼンは固定費1300万ポンド(約26億円)に最大400万ポンド(約8億円)の追加費用を加えた最大総額1700万ポンド(約34億円)という移籍金で合意に達したとのこと。個人的な条件については先週の段階で合意に達していた模様で、すでにメディカルチェック受診に向けたイギリスへの渡航も許可されているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、ジャカのサンダーランド移籍についてすべての関係者間で合意に達したと指摘。契約期間は2028年6月30日までの3年間になる見込みで、1年間の延長オプションが付随する可能性もあるようだ。

 現在32歳のジャカは母国の名門バーゼルでプロデビューを飾り、ボルシアMGを経て加入したアーセナルでは公式戦通算297試合で23ゴール29アシストをマーク。2023年夏にレヴァークーゼンへ活躍の場を移すと、すぐさま中盤の主軸に定着し、2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。クラブ通算ではここまで公式戦99試合出場6ゴール9アシストという成績を残している。

 今夏の移籍市場ではミランやユヴェントス、フェネルバフチェ、サウジ・プロフェッショナルリーグのネオムら複数のクラブが関心を寄せていたが、最終的にはプレミアリーグ昇格組のサンダーランド加入が濃厚となった。

 なお、レヴァークーゼンは昨シーズン終了後にシャビ・アロンソ前監督(現:レアル・マドリード監督)が退任し、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツとオランダ代表DFジェレミー・フリンポンがともにリヴァプールへ完全移籍。ドイツ代表DFヨナタン・ターもバイエルンへ活躍の場を移すなど、2023-24シーズンの国内2冠に貢献した主力選手の流出が相次いでいる。

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