「タイトリスト契約プロ」としてのデビュー戦で勝利!ロティ・ウォードの使用ギア【WITB】

<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 最終日◇27日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6538ヤード・パー72>
先週プロ転向し、これがツアーデビュー戦だった21歳のロティ・ウォード(イングランド)が、2位に3打差をつけトータル21アンダーでプロ初優勝をはたした。この7月は欧州ツアー勝利、エビアン3位、米ツアー勝利という快進撃で、来週は前年大会10位以内の資格で出場する海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)が控える。
 
約6ヶ月前に欧州アクシネット社と契約を結び、使い慣れたタイトリストとフットジョイの製品で戦ってきたウォード。全英の前哨戦で「タイトリスト契約プロ」として初の大会に挑むにあたり、「今週は新しい『T150』の5番アイアンを新調していた」と、米国アクシネット社が明かす。
「ウォードはプロデビューにあたり、アイアンセットアップを微調整しました。5番アイアンの飛距離アップを目指して、ニューモデルの『T150』だと打ち出し角とスピン量が向上して、着地角も急にすることができたため、バッグにNEW T150を追加しました」(同社)
 
最終ホールでは残り174ヤードからまさかの“刻み”を選択し、3打目の89ヤードをベタピンに付け、バーディ締め。ウェッジはスコッティ・シェフラーらトップ選手が契約外で度々使う、『SM10』のローバンスK(.06K)グラインドも使用する。
「ウォードの50度はフルショットと長めのチップショットに使用され、8度のFグラインドは飛距離とグリーンサイドのニーズに最も合っています。ウォードは54度のSグラインドでグリーン周りやフルショットで多くの汎用性を発揮し、さまざまなコンディションで毎週最高の打ち出しとスピンの一貫性を実現しています。
また、ウォードは58度の.06Kグラインドを使用しており、これにより芝との相互作用が抜群になり、スピンとコントロール性が最大化され、飛び方も最適化されます。『.06K』ならグリーン周りで低くスピンのかかったショットを打てるだけでなく、高くソフトなショットを思い通りに打つことができるのです」(同) 
 
また、この7月の輝かしい成績はすべて『2025 Pro V1』ボールで生まれており、1月から切り替えたウォードはこうコメントしている。
「2023年のPro V1でしたが、今年1月に2025年のPro V1のフィッティングを受けてそのまま使っています。私の好きなウインドウで飛んでくれるから、移行はとても簡単でした。風の中でもうまく飛ばせるような気がして明らかな進歩を感じました。Pro V1なら自分の思い通りのショットがすべて打てるし、求めている通りのパフォーマンスを発揮してくれると確信しています」(ウォード)
 
4日間の平均飛距離は270.6ヤード、FWキープ率は73.2%、パーオン率は84.7%をタイトリスト製クラブで記録した他、オデッセイ製パターでパーオンホールの平均パット数「1.66」をマークし、計24個のバーディを奪取した。
 
【ロッティ・ウォードの使用ギア】
1W:タイトリストTSR3(9.0°Ventus TR Red 6S)
3W:タイトリストGT2(15.0°Diamana BB 63S)
2,3U:タイトリストTSR2(18,21°HZRDUS Smoke Black RDX 80HY 5.5)
5I:タイトリストNew T150(KBS TOUR 120S)
6I~PW:タイトリストT150(KBS TOUR 120S)
A,S,LW:ボーケイSM10(50.08F/54.10S/WW58.06K N.S.PRO950GH S)
PT:オデッセイWhite Hot OG Rossie
BALL:タイトリスト2025 Pro V1 

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