
リヴァプールに所属するU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットの獲得に、ライプツィヒなど欧州の多くのクラブが関心を示しているようだ。26日、ドイツメディア『スカイ』が報じた。
現在22歳のエリオットは、2019年5月に当時のプレミアリーグ最年少となる16歳30日でトップチームデビューを飾り、同年夏からリヴァプールに加入した。2020-21シーズンは期限付き移籍先のブラックバーンで活躍。レンタルから復帰後は、リヴァプールで公式戦通算147試合に出場し、15ゴール20アシストを記録している。
しかし、昨シーズンはケガの影響やアルネ・スロット監督のメンバー固定化傾向もあって、エリオットは十分な出場時間を得られなかった。さらに今夏は大型補強の一環でドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが加入。さらなる出場時間の減少が懸念されるなか、エリオット自身は先日、「キャリアは短いので無駄な年月は過ごしたくない。チームとクラブのためにプレーしたいし、クラブを愛している。でも、自分自身のことも考えなければならない時もある」と語り、今夏の退団を示唆していた。
『スカイ』によると、エリオットが次のステップを望み、“適切なオファー”が届いた場合、リヴァプールは同選手の売却を容認する構えだという。一部では4000万ポンド(約79億円)以上が売却希望額とも噂されるなか、ライプツィヒが動向を注視している模様。ウェストハムやブライトンからの関心も報じられるなど、欧州中のクラブが22歳のアタッカー獲得に興味を示しているようだ。