現役ナショチのアマチュア・藤本愛菜は2度目の惜敗も「後悔はない」

<リオン・ドールコーポレーション / ゴルフパートナーチャレンジカップ by XEBIOグループ 最終日(一日競技)◇25日◇ボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)◇6464ヤード・パー72>

18歳・現役ナショナルチームメンバーでアマチュアの藤本愛菜は、1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマークしたが、初優勝に一打届かなかった。
「第3戦の時と同じやん」。4月の第3戦「Sanrio Smile Golf Tournament」では、初出場ながら堂々たるプレーで優勝争いを演じたが、後半17番パー3で池ポチャとなり、痛恨のダブルボギーを喫して初優勝を逃していた。

この日の流れを変えたのは、後半16番パー5。スプーンで打った240ヤードの2打目はグリーン左上を捉えた。3メートルのスライスラインを読み切り、イーグルを奪取。「『よし、いける!』と思った」と7アンダーで先にホールアウトしていた相場彩那と首位タイで並ぶ展開となった。

17番ではバーディパットを外し、パーとしたが、それでも「切り替えていけた」と勝負は最終18番に持ち越された。しかし、1打目がディボットにつかまるアンラッキー。「ネガティブになるっていうよりも、あれはしょうがない」と8番アイアンで打った142ヤードはグリーン手前のバンカーへ。「距離も中途半端で番手も8か9で迷ったけど、どっちで打っても入っていたと思う」と振り返る。

1日を通して「あそこだけ。後悔はないです!」とディボット以外の内容は完璧だった。「バンカーからのショットもほぼ100点」と納得できるプレーが多かっただけに、惜しさが際立った。

30日(水)には「日本女子オープン」の予選会に出場予定。「次戦のマイネクはまだわからないけど、機会があればいつかは勝てるかなと思います」。2度目の優勝争いを経験した藤本は“次こそ”という強い決意が滲んでいた。(文・小池文子)

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