「30アンダー行くのでは…」 バーディ合戦を制するのはだれだ?【大西翔太のSHOWTIME】 

<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇23日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡)◇6503ヤード・パー72>

国内女子ツアー今季第19戦の舞台は、福岡県のザ・クイーンズヒルゴルフクラブ。今大会は今年で節目の10年目を迎えた。そんな4日間の展望を、青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める大西翔太氏が占う。
■今年で一番“やわらかい”グリーンで、伸ばし合いの展開へ

「グリーンは今年で一番やわらかいかもしれません。フェアウェイは広いですし、ラフも長くないので、パーオン率は全体的に高くなると思います。キャリーでピンを狙いに行けるので伸ばし合いになりますね。スコアは4日間で30アンダーいくのでは…」

過去2大会を見ると、予選カットラインはトータル4アンダー。優勝した川崎春花は、4日間でトータル28アンダーまでスコアを伸ばしている。「例年通り」と話すグリーンは、「夏特有」の重さでボールが止まりやすく、ピンを狙いやすい。「普通にスコアが出そうです。1日5アンダー以上を目指して頑張っていきたい」と語り、チャンスにつけたあとのパッティングでどれだけ決められるかがカギとなりそうだ。

■2週連続Vがかかる“全英前哨戦”、小祝さくららが優勝候補

2週連続優勝がかかる小祝さくらは、来週の海外メジャー今季最終戦「AIG女子オープン」への出場を控えている。「練習場で見ましたが、振れていて調子がよさそうです。曲がらないで飛ばすっていう形がつくれている」と、伸ばし合いの中で主役になりそうだ。

また、“全英前哨戦”となる今大会には、佐久間朱莉も優勝候補の一人として挙げられる。さらにホストプロとしての立場でも参戦する。「ホステスプロですから、それもまた背中を押す材料になっているんじゃないかなと思います」と語る。そして「河本結選手は、勝つ準備ができているぞ、という姿勢やオーラが伝わってきます」と続け、今年これまで15試合に出場し、トップ3が6回と、いつ今季初優勝が訪れてもおかしくない状況だ。

解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツへと日夜情熱を燃やしている。21年には澁澤莉絵留ともコーチ契約を結んだ。また現在、安田祐香の指導にもあたっている。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。

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