『高MOI』&『つかまり重視』ドライバーのオススメモデルはこれだ!【最新48モデルから厳選】

今年も様々なタイプのドライバーが発売され話題となっているが、今回は最新48モデルを6タイプに分類。さらに、その中からタイプ別のイチ押しモデルを、ギアに精通するプロゴルファー・飯沼大輔の視点で選んでもらった。
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48モデルは大きく6タイプ(【タイプ1/ロースピン】【タイプ2/スタンダード】【タイプ3/高慣性モーメント】【タイプ4/軽量】【タイプ5/つかまり重視】【タイプ6/ミニ】)に分類される。

スイートエリアが広く、打点のズレに強いタイプ3の『高慣性モーメント』タイプで、飯沼がオススメするモデルはヤマハの『インプレス ドライブスター Steady Version』である。

「ミスに強いヘッドと短尺シャフトで、とてもやさしいです。振りやすさ、球の高さ、スピン量もすべて計算されていて、長いクラブに負けない飛距離が出ます」(飯沼)

さらに、『高慣性モーメント』タイプは、『ローテーションOK』タイプと『ローテーションNG』タイプに分かれるが、『インプレス ドライブスター Steady Version』はローテーションを入れて振れる希少なタイプでもある。

また、フェースが開きにくく、スライス回転を抑えられるタイプ5の『つかまり重視』タイプで、飯沼がオススメするモデルはキャロウェイの『ELYTE X』だった。

「つかまりの良さに加え、ヘッドの動きをコントロールできる操作性があります。スライスの曲がり幅を調整したり、ボールを右に打ち出してドローを打つこともできます」(飯沼)

『ELYTE X』は、大きな重心角とアップライトなライ角によってつかまり性能を高めているが、スクエアフェースで構えやすい点も魅力だ。また、『ELYTE X』を使用する石川遼からも高い評価を受けている操作性は、アスリートゴルファーにも支持されるだろう。

球をつかまえて飛ばしたい中級者にもオススメしたいモデルである。

【タイプ1/ロースピン】
浅重心設計で、パワーアスリートが叩いてもスピン量が増えず、強弾道で大きく飛ばせる。

【タイプ2/スタンダード】
重心バランスにクセがなく、幅広いスイングやヘッドスピードに対応する。

【タイプ3/高慣性モーメント】
深重心設計でスイートエリアが広く、打点のズレに強い。

【タイプ5/つかまり重視】
フェースが開きにくいモデルを選ぶことで、スライス回転を抑え、飛距離と方向性をアップできる。

【タイプ6/ミニ】
20年以上前に主流だった体積300cc前後のミニドライバーが再び人気。重心距離が長い大型ヘッドで振り遅れがちな人には試す価値がある。

■試打・解説 飯沼大輔
いいぬま・だいすけ/ 1978年生まれ。2015年プロ入り。正確なショットに定評があり、2017年に神奈川県オープン優勝。現在は「Accuracy Golf Studio」を主宰している。

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