
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)が、JGA育成強化事業およびコーチ育成プログラムに関する、新たなオフィシャルサポーター契約締結を発表。野球やゴルフの弾道測定分析デバイスを展開する株式会社Rapsodo Japanと契約し、JGAナショナルチーム合宿や国際競技派遣時に同社の弾道測定器『MLM2PRO』や用具の無償提供を受けるという。
弾道測定器『MLM2PRO』は、2つの高速度カメラとドップラーレーダーを搭載することで正確な計測が可能で、軽量で持ち運びもできるデバイス。ナショナルチーム強化委員長のガレス・ジョーンズヘッドコーチは、契約に際して下記のようにコメントしている。
「この度、弾道測定機器メーカーの中でも秀でた技術を持つRapsodo Japan様にJGA の育成強化事業をサポートいただける機会をいただけたことを深く感謝申し上げます。計測機器の技術の発達により数値で自らの調子を図るとともにデータとして成⻑を確認できるようになりました。コーチとしても、数値という事実からスイングの分析を行うことができ、改善方法も模索することが可能となります。
これまでの感覚と経験に頼った指導から数値を元にした分析による指導への変化は、コーチとして求められる資質も大きく変えました。私たちは今の時代に合った指導を模索するとともに、技術指導だけでなく選手たちが当協会の育成強化事業を経験することでゴルフ人生をより豊かにしていけるように導いていける指導者の育成に努め、日本のゴルフ文化の発展に寄与していきたいと考えています」(ジョーンズ氏)
契約期間は2025年4月1日から1年間。