予選通過の後輩には「よかったね」のメッセージ　松山英樹が見据えるトップ10

＜全英オープン　3日目◇18日◇ロイヤル・ポートラッシュGC（北アイルランド）◇ 7381ヤード・パー71＞

松山英樹は、5バーディ・1ダブルボギーの「68」で、51位からトータル2アンダーの34位タイまで浮上した。
3番パー3でダブルボギーを叩いたが、4番パー4で2打目をベタピンに寄せてバーディ。続く5番パー4も4メートルを沈め、連続でスコアを伸ばした。「精一杯やってる結果」と後半も2つ伸ばし、アンダーパーに潜った。首位のスコッティ・シェフラー（米国）とは12打の差があるが、9位グループとは4打差。「もう少しいいショット、いいパットができれば、トップ10くらいにはいけると思う。頑張りたい」と、最終日は上位進出を見据えている。

東北福祉大の後輩で、プロとして初めてメジャー大会の予選を通過した金谷拓実とは、1組違いの“ニアミス”で同組にはなれず。「（河本）力が最後に伸ばさなかったら一緒の組だったんですけど、残念です」と冗談を交じえニヤリと笑う。それでも、「よかったねとは言いました」と後輩への祝福の言葉は忘れない。

最終日は日本時間午後7時40分にプレーを開始する。後輩たちとともに、きっちり順位を上げて4日間を終えたい。