バイエルンの前線補強が難航…レアル退団が囁かれるロドリゴも獲得候補に?

 バイエルンがレアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴの獲得に興味を示しているようだ。17日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 ドイツ代表FWレロイ・サネ(現:ガラタサライ)と同FWトーマス・ミュラーが契約満了で退団し、フランス代表FWキングスレイ・コマンの去就が不透明となっているバイエルンは、今夏の移籍市場でアタッカーの補強を目指している。

 しかし、関心を寄せていたスペイン代表FWニコ・ウィリアムズはアスレティック・ビルバオとの契約期間を2031年6月末まで延長し、リヴァプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスやシュトゥットガルトに所属するドイツ代表FWニック・ウォルトメイドの獲得に向けた交渉は難航。前者については5850万ポンド(約117億円)、後者については総額5500万ユーロ(約95億円)のオファーを拒否されたことが報じられている。

 なかなか前線の補強が進まないバイエルンは、今夏でのレアル・マドリード退団が囁かれているロドリゴにも興味を示している模様。サネが主戦場としていた左ウイング(WG)に限らず、複数のポジションをこなせる点が評価されており、L・ディアスの代替案の一つとして浮上しているようだ。一方、アーセナルやリヴァプールも関心を寄せており、レアル・マドリードの要求額が1億ユーロ(約173億円)とされていることから、獲得は容易ではないとの見方も強い。

 2019年夏に母国の名門サントスからレアル・マドリードへ加入したロドリゴは、ここまで公式戦通算270試合出場68ゴール51アシストという成績を残し、数々のタイトル獲得に貢献している。しかし、昨シーズン終盤にかけてパフォーマンスを落とし、シャビ・アロンソ体制の初陣となったFIFAクラブワールドカップでもアピールに失敗。本人の意思は不透明だが、レアル・マドリードは今夏の売却を容認している模様だ。

externallink関連リンク

●“事前通告”も関係なし? バイエルンがL・ディアス獲得へ強行オファーも…リヴァプールは即座に拒否か●L・ディアスの“代替案”として浮上?…バイエルンがアーセナルのFWトロサールに関心か●レアル・マドリードのロドリゴ獲得レースにリヴァプールも参戦? クラブW杯でアピールならず去就は不透明●約139億円超のオファー提示へ?…リヴァプールがFWエキティケ獲得へ交渉中か●インテルがルックマン獲得へ約49億円を提示か…すでに個人合意もアタランタの要求額とは開き?
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)