オシムヘンの移籍問題でナポリ副会長に殺害予告「解放しろ。さもなければお前たちは終わりだ」

 ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの去就をめぐり、同クラブの副会長が殺害予告を受けたようだ。15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在26歳のオシムヘンは、ドイツのヴォルフスブルクでプロキャリアをスタート。シャルルロワとリールでのプレーを経て、2020年9月にナポリへと完全移籍で加入した。在籍3年目の2022-23シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王を受賞。クラブを33シーズンぶり3度目のスクデット獲得に導いた。翌シーズンも公式戦32試合出場17ゴール3アシストをマーク。その後、今季はガラタサライへのレンタル移籍を経験した。

 トルコの地でも公式戦41試合出場37ゴール7アシストを記録し、ガラタサライをリーグ3連覇に導いたオシムヘン。ガラタサライへのレンタル期間が満了を迎えた同選手だが、保有元のナポリは現行契約が2026年6月末までとなっていることもあり、来夏のフリーでの退団を避けるべく、今夏にガラタサライへの売却を検討中と噂されている。

 そんななか、『フットボール・イタリア』はトルコ人記者サメット・チャイル氏の公開した画像を引用しつつ、ナポリのエドアルド・デ・ラウレンティス副会長が殺害予告を受けたと報道。チャットアプリ『WhatsApp』を通じてガラタサライのファンから、「オシムヘンを解放しろ。さもなければお前たちは終わりだ」とのメッセージを受け取ったという。

 一方、ナポリとガラタサライの間での交渉はすでに1週間以上こう着状態が続いている模様。ナポリは7500万ユーロ(約128億円)の契約解除金の全額支払い及び最低5000万ユーロ(約86億円)以上の固定移籍金を要求しており、両クラブ間で協議を続けているようだ。

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