“Jリーグ代表”の意味を説く植田直通「僕たちが負ければ『JリーグはKリーグの下だ』と思われる」

 日本代表は14日、明日に迫った東アジアE-1サッカー選手権2025 韓国代表戦に向けて最終調整を実施した。3年4カ月ぶりに日本代表復帰を果たした植田直通は、第2戦の中国代表戦で3バックの中央でプレーし先発フル出場。久しぶりに日の丸を背負った戦った経験を植田は改めてこう振り返った。

「サッカー選手であれば、一番やりがいがあるところ。国を背負えるというのは、なかなかないことです。こういう貴重な経験は本当に限られた人間にしかできないこと。一人の人間としてすごいいい経験をさせてもらっている場なので、こういった貴重な経験を無駄にはしたくない。こういうところでしか感じられないものは絶対にあるし、この年齢になってもいろいろと刺激を受けてますね」

 “Jリーグオールスター”で構成された今大会の日本代表。チーム立ち上げから一週間が経過し、一体感も日に日に高まっている。植田は「チームに愛情が芽生えたとか、そういう感じじゃないですけどね」と淡々と話したが、今大会は「Jリーグの代表として戦っている」ことを強調した。「僕たちが負ければ『JリーグはKリーグの下だ』と思われることもあると思うんですよね。やっぱりJリーグを代表して来ている。みんなの思いを背負って、明日戦えればと思います」。

 韓国代表には鹿島アントラーズでチームメイトのキム・テヒョン、FC町田ゼルビアに所属するナ・サンホとオ・セルンがいる。チームメイト同士、Jリーガー同士でのマッチアップも予想されるが「お互い出るかどうかは分からないですし、あまりそこは考えていない」と植田。「相手が誰であろうと、目の前の相手を倒すだけ。そこに集中していければ」と力を込めた。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

 

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