2年連続ベストアマの地 ルーキー・都玲華が気合いの北海道戦へ「戻ってこられてすごくうれしい」

<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前情報◇9日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6688ヤード・パー72>

都玲華が2年連続でベストアマとなった大会に、プロとして帰ってきた。昨年のプロテストに4度目の挑戦で合格。リランキング15位と自力で手にした3年連続出場に力も入る。

「プロになって、この場所に戻ってこられてすごくうれしい。思い入れのある大好きな大会。泣いたこともありましたね。それも懐かしい思い出です」

19歳で初出場した23年は4位で予選を突破したが、決勝ラウンドはプロの厚い壁に阻まれ、16位に終わって号泣した。コーチの石井忍氏に初めてキャディを務めてもらった昨年は36位。今年も師弟タッグでの挑戦となる。

「今年の開幕のときからコーチに(キャディを)お願いしていました。年に一度だけ。コースは洋芝なので、いろんなことを教わりながらやっています。コース戦略、クラブ選択とかも勉強しながらやっています。来年ももちろんお願いするつもりです」

QTランク53位で始まったプロ1年目の今季は、ここまで10試合に出て前週の「資生堂・JALレディスオープン」など3試合で予選落ち。国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」では8位に入ったが、トップ10はこの1度だけ。既に初優勝も経験している入谷響、トップ10入り5度の荒木優奈ら同期が躍進しているだけに、到底納得のいく成績ではない。

「自分は自分、人は人だけど、やっぱりついていきたい。自分も頑張ろう、次は自分も…と思う。今週は大好きな大会なので頑張りたい。そういう気持ちが強いです」

23年の優勝スコアは12アンダーで、昨年は18アンダー。「2年前に比べて、昨年はラフが少し短くなっていたと思うし、今年はさらに短くなった感じがします。グリーンも少し重いので、今年はさらにバーディ合戦になるかも。でも、状態は悪くないので、しっかりついていきたいです」。

夜は、昨年が初体験で「すごくおいしかった」と大満足だったジンギスカンなどで栄養補給。北海道とは思えぬ暑さにも打ち勝ち、今年は“ベストプロ”を取りに行く。(文・臼杵孝志)

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