
東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会に参戦している日本代表は7日、第1節でホンコン・チャイナ(香港)代表と対戦し、6-1で勝利。試合後、代表デビュー戦で見事なゴールを記録したFW中村草太(サンフレッチェ広島)が取材に応じ、複雑な胸中を口にした。
見事な股抜きで中央を突破してのゴールに中村は、「股抜きのところは正直、賭けみたいなところで、そこを抜けたらスピードでいけると思ったので、あそこだけです」とコメント。それよりも「点は取りましたけど、悔しい気持ちの方があります」と、反省の弁が口をついた。
後半頭から出場機会を得た中村は、「後半入って失点しましたし、逆に後半に1点しか取れなかった。勢いをつける意味での交代だったと思うんですけど、そういった意味でも物足りないかなと思います」と続け、5点リードで迎えた後半に入ってから苦戦したことへの複雑な思いを吐露。それでも、「まずはこの大会で優勝するところを持ちつつ、個人としてアピールしてきたい」と力強く述べ、今後の活躍を誓った。次節は12日に行われ、日本代表は中国代表と対戦する。
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