前年覇者・古江彩佳、渋野日向子&竹田麗央が練ラン エビアンに日本勢12人全員が集結

<アムンディ・エビアン選手権 事前情報◇7日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504ヤード・パー71>

1週間のオープンウィークが明け、米国女子ツアーの舞台は欧州へ。フランスとスイスの国境にまたがるレマン湖を臨むエビアンで、メジャー今季第4戦が行われる。
日本勢は過去最多の12人が出場。開幕を3日後に控えた7日(月)には全員がコースでラウンドと調整を重ねていた。最高気温は21度と涼しい気候。午後2時半頃に急な雷雨により一時中断となったが、すぐに止み、夕方には日差しも戻った。

コースは、昨年2番目に難易度の高かった打ち下ろしの14番パー3が226ヤード(yd)から206ydに変更。16番パー3もやや短くなり、パー71は変わらず総距離は6523ydから6504ydに短くなった。

古江彩佳はディフェンディングチャンピオンとして挑む。日米通じて初となるメジャー制覇を成し遂げてから1年。街やコースのあちこちに、古江の写真が飾られている。

前戦の「ダウ選手権」では、「またあの場所(エビアン)に戻れることがすごくうれしい。街に行くことが楽しみ。街の雰囲気やコースを楽しみながらラウンドできたらいいかな」と意気込み、数日だけ日本に一時帰国してからの参戦。この日は早朝から18ホールの練習ラウンドを行った。

渋野日向子は竹田麗央と一緒にコースをチェック。5番ホールではレマン湖を背に記念撮影を行うなど、和やかな雰囲気だった。渋野は4年連続4度目の出場で、 最高位は昨年の51位タイ。「KPMG全米女子プロ」を含む3試合連続で予選落ちを喫して迎えるが、ここからギアを入れ直したい。

4月「シェブロン選手権」を制した西郷真央、唯一の大会初出場となる吉田優利もコースを確認。1日が27歳の誕生日だった勝みなみ、5日に23歳になったばかりの岩井明愛、千怜のツインズも元気な姿をみせた。

あす火曜の練習日は最高気温16度とより涼しい一日になる予定。水曜日にはプロアマが行われ、古江、西郷、竹田、千怜、笹生優花、山下美夢有が参加予定となっている。(文・笠井あかり)

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