
京都サンガF.C.に所属するMF川﨑颯太の新天地はマインツが濃厚となっているようだ。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、7日をもってチームを離脱することが発表されている川﨑だが、新天地は日本人選手も多く活躍するブンデスリーガとなるようだ。『スカイスポーツ』は日本の報道を引用しつつ、マインツとの交渉が順調に進展しており、買い取りオプションが付随したレンタル契約を締結する見込みと伝えている。
マインツは攻撃的な「10番」、またはより攻守のバランスを取ることが要求される「8番」のポジションで川﨑を起用することを検討している模様。2025-26シーズンにヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)に参戦する同クラブには日本代表MF佐野海舟も所属しており、中盤で“タッグ”を形成することも期待される。
2001年7月30日生まれで現在23歳の川﨑は京都の下部組織出身で、2020年にトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算179試合出場14ゴール11アシストという成績を残し、2023シーズン開幕前にはキャプテンに就任。今シーズンも公式戦25試合で4ゴール1アシストをマークし、明治安田J1リーグで3位と旋風を巻き起こしているチームの中心選手として活躍していた。
なお、川﨑は東アジアE-1サッカー選手権に臨む日本代表メンバーに名を連ねていたが、移籍手続きに伴って辞退することが発表されている。