飛ばしの“新星”ルーキー・入谷響 飛距離アップのコツは「先を振ること」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう!今回は、圧倒的な飛距離が持ち味のルーキー・入谷響。

昨年、2度目の受験となったプロテストに合格し、同年のファイナルQTは18位で通過。ルーキーとして戦う今シーズンは、トップ10入りの常連となり、6月の「ニチレイレディス」で初優勝。97期一番乗りのツアー初勝利を手にした。

入谷と言えば、身長160センチながらも豪快なスイングから繰り出されるドライバーショットが代名詞。現在のドライビングディスタンスは3位(259.07ヤード)につけており、シーズン序盤には、“ドラディス”上位の常連である穴井詩らを抑えて1位に立っていた時期もある。

その驚異的な飛距離の秘密はどこにあるのか。本人に話を聞いてみると、「降ろして打つときから先を振るようにしている」と語る。つまり、ダウンスイングでピークを迎えるのではなく、インパクト後にさらに加速して振り抜くイメージを持っているというのだ。

それに加えて「練習量が増えて、振る回数も増えた」ことも、飛距離アップの大きな要因だという。実は、入谷はもともと“飛ばし屋”タイプではなかった。飛距離が伸び始めたのは高校生になってからのこと。練習量が増えるにつれて、飛距離も比例して伸びていったと話す。

とはいえ、練習中は飛距離アップに特化したメニューなどは無く、フルスイングは「10球も打たないくらい」と、日々の地道な積み重ねが、結果的に飛距離アップへとつながっている。

アマチュアにとって、時間が限られる中で効率よく飛距離を伸ばしたいというのは共通の願い。フォロースルーでしっかり振り抜く意識。そして、いつもの練習より少しだけ打つ回数を増やす、その小さな積み重ねが、これまでとは違うセカンドショットの景色を見せてくれるかもしれない。

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