
フランクフルトは5日、マインツからドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトが完全移籍加入することを発表した。
クラブからの発表によると、ブルカルトは2030年6月30日までの5年契約を締結。移籍金は公表されていないものの、『スカイ・ドイツ』によると、フランクフルトはマインツに対して最大2300万ユーロ(約39億円)を支払うことになるという。
完全移籍加入に際し、ブルカルトはフランクフルトを通してコメントを発表。次のように意気込みを明かした。
「ディノ・トップメラー監督、マルクス・クレシェSD(スポーツ・ダイレクター)、ティモ・ハルドゥンクSDとの話し合いは、最初から信頼感に満ちた前向きなものだった。スポーツ面での明確な展望を示され、僕はすぐにワクワクした。現在、フランクフルトの一員になれたことを非常に嬉しく思っており、来シーズンからこの特別なクラブでプレーすることを非常に楽しみにしている」
ブルカルトは2000年7月11日生まれの現在24歳。ダルムシュタットのアカデミーからマインツのユースへ移り、同クラブで2018年9月にトップチームデビュー。2020-21シーズンより定位置を確保すると、2024-25シーズンはブンデスリーガで29試合出場18ゴールを記録。マインツのカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得に貢献した。また、昨年10月にはドイツ代表に初招集。これまでに国際Aマッチ通算3試合に出場している。
フランクフルトは2024-25シーズンのブンデスリーガを3位でフィニッシュ。新シーズンは3年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に参戦する。
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