
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、新たにクラブの10番を着用することが決定した。7月1日、バイエルン公式サイトが伝えている。
現在22歳のムシアラは、2019年夏にチェルシーの下部組織からバイエルンのアカデミーへと加入。翌年6月には17歳でトップチームデビューを飾り、2020-21シーズンから急激にプレータイムを増加させた。以降は攻撃陣の主軸に定着を果たしており、ここまで公式戦206試合出場64ゴール31アシストを記録。今夏に開催中のFIFAクラブワールドカップ2025では途中出場が続いているものの、開幕戦となったオークランド・シティ戦では、わずか29分間の出場でハットトリックを達成するなど存在感を示している。
そんななかバイエルンは、ムシアラがクラブワールドカップ終了後から背番号を10番に変更すると発表。過去5年間にわたり10番を着用してきたドイツ代表MFレロイ・サネが、同大会期間中の7月よりガラタサライに移籍したため、ムシアラが後釜を務めることが決定した。
一方、クラブワールドカップの間は現在の42番を引き続き着用する模様。規定により大会期間中の背番号変更が認められていないため、10番を背負ったムシアラの姿はクラブワールドカップ終了後にお披露目となる。