畑岡奈紗を支えた32歳の相棒「チーム戦のいいところ」 上がり連続バーディで『69』

<ダウ選手権 3日目◇28日◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287ヤード・パー70>

第3ラウンドは1つのボールを交互に打つオルタネート方式。最終18番パー3で、畑岡奈紗とペアを組むローレン・コフリン(米国)が、左手前7メートルにつけた。
畑岡がスライスラインを打ちきってバーディ締め。直前の17番でも「やっと決まってくれた」とコフリンがつけた2メートルのチャンスを流し込んでバーディ。3バーディ・2ボギーの「69」でアンダーパーに食い込んだ。

スコアを伸ばしにくいオルタネート方式で、2つのボギーが先行した。5番では2メートルのチャンスを畑岡が決められずにパー。伸ばしたい11番パー5では自身のティショットが大きく曲がり、コフリンが2メートルに寄せてくれたパーパットを、「打ちきれなかった」と外した。

ボギーパットを決めたコフリンはすぐに悔しがる畑岡に近づき、肩を抱いて励ました。「ひとりだけのゴルフじゃないので、気持ちが切れちゃったら相手に申し訳ない。そこはチーム戦のいいところ」。初めてタッグを組んだ32歳に感謝し、最後はしっかりとプレーで応えた。

「もったいないところはいくつかあったけど、初日よりいいスコアで終えられて良かった」と、トータル7アンダー・16位タイで最終日へと向かう。最終日は各自の良い方のスコアを採用するフォアボール方式。バーディ合戦は必至だ。

優勝争いに食い込むためには、2日目の「64」よりもハイペースなスコアメークが求められる。「プレースタイルは似ていると思う。どちらかが守るんじゃなくて、お互いが攻めていって、どんどんバーディを獲っていければ」。ショットの調子はともに良好。ダブルス戦を楽しみながら、ラスト18ホールも積極的なプレーを展開したい。(文・笠井あかり)

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