第1回リランキング1位突破! プロ2季目ながら菅楓華が安定感抜群な理由は?【プロコーチが解説】

今季開幕から安定した活躍を見せ、第一回リランキングを1位で突破し、メルセデス・ランキングも8位(6月25日現在)と好調の菅楓華。彼女のスイングを、プロコーチの大西翔太が解説する。
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菅楓華選手は、クラブと胸の同調がとてもよく取れていて、トップへの道筋を毎回確認しながら、丁寧にスイングしています。全体としては、小祝さくら選手のスイングにやや近いタイプと言えるかもしれません。

体幹の回転と、手を使わないクラブ操作が見事に融合していて、まさに“懐の深いスイング”。クラブを体の正面から外さないままスイングできていて、常に正面でボールを捉えることで、高い安定感を実現しています。

菅選手のように、安定したインパクトを実現するのに大切なのが左肩。トップから切り返した瞬間に、体のセンターにあった左肩を、アドレス時のポジションに戻すことで、体と腕が連動しやすくなりますよ。

■菅楓華
すが・ふうか/2005年生まれ、宮崎県出身。ルーキーイヤーはメルセデス・ランキング63位とシードを逃すも、今季は開幕から4戦連続トップ10に入るなどの活躍を見せている。ニトリ所属。

■解説:大西翔太
おおにし・しょうた/1992年生まれ。千葉県出身。PGAティーチングプロA級を取得。2015年から青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務めて、5勝を挙げることに貢献。理論的なレッスンでアマチュアにも人気。

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