「東京から最も近いSL列車」初めて運行区間を延伸へ 埼玉県名 “発祥の地”に乗り入れ 8月に1日限定

かつての「北武鉄道」区間に乗り入れます。

SLパレオエクスプレスが「行田市発」で運行

 秩父鉄道は2025年6月20日、通常は熊谷~三峰口間を走る「SLパレオエクスプレス」の運行区間を延伸し、行田市駅発「SL日本遺産のまち行田号」として、2025年8月30日(土)に特別運行すると発表しました。

 東京から最も近いSL列車の一つである「SLパレオエクスプレス」は、1988年3月より運行を開始し、2025年で運行37年となります。埼玉県名発祥の地と言われている埼玉(さきたま)がある行田市に「SLパレオエクスプレス」が乗り入れるのは今回が初です。

 SLがこれまで運行したことがない区間に入線するため、営業運行に支障しない夜間に線路閉鎖の手続きを取って試運転を行い、行田市~熊谷駅間の延伸に問題がないことを確認したとしています。

 編成はSL(C58 363)+12系客車4両+EL1両。8月30日(土)の運行当日は、行田市駅を9時55分に発車する予定です。

 なお、今回の「SL日本遺産のまち行田号」は、通常の「SLパレオエクスプレス」と乗車方法、購入方法が異なるとのこと。詳細は7月中旬に秩父鉄道のホームページで公表するとしています。

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