リヴァプールがヴィルツ獲得を正式発表! 移籍金はプレミア最高額の約228億円

 リヴァプールは20日、レヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが完全移籍にて加入することを発表した。

 プレミアリーグ連覇を目指すリヴァプールが、ドイツの“至宝”とも呼ばれる若き司令塔をスカッドに加えた。クラブ公式サイトでは「長期契約」とのみ発表されているが、イギリスメディア『BBC』は契約期間を2030年6月30日までの5年間と報道。レヴァークーゼンに支払われる移籍金は総額1億1600万ポンド(約228億円)に上るという。今夏にはバイエルンやマンチェスター・シティも獲得を狙っていたが、最終的にはリヴァプールがプレミアリーグ史上最高額を投じ、契約締結まで漕ぎ着けた。

 なお、リヴァプールは今夏の移籍市場でオランダ代表DFジェレミー・フリンポンとU-21ハンガリー代表GKアルミン・ペチを獲得。ヴィルツは今夏3人目の新戦力となった。

 現在22歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やすと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算197試合で57ゴール65アシストをマーク。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは全公式戦を通じて18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝やDFBポカール制覇に大きく貢献した。

 また、2021年9月にデビューしたドイツ代表でも主力として活躍しており、ここまで国際Aマッチ通算31試合出場7ゴール7アシストという成績を残している。

 プレミアリーグでの新たな挑戦を前に、ヴィルツはリヴァプールのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「本当に嬉しくて誇らしい気持ちだ。ついに実現した。長い間待ち望んでいたから、ようやく実現して本当に幸せだ。新しい冒険が待ち受けていることに興奮している。ブンデスリーガを離れてプレミアリーグに挑戦したいというのが大きな理由の一つだった」

「自分がどれだけのパフォーマンスを出せるか試したいし、全力を尽くしたいと思う。プレミアリーグでプレーしたことのある選手たちにも話を聞きましたが、彼らは僕にとって完璧な環境で、どのピッチも完璧で、どの試合も楽しめると言っていた。初試合が待ち遠しい」

「毎年すべてのタイトルを勝ち取りたい。まずは日々の仕事をしっかりこなして、チームとして結果を出すことが大切だ。昨シーズンにリヴァプールはプレミアリーグで優勝したから、もちろんそれをもう一度成し遂げたい。そしてチャンピオンズリーグでもさらに上を目指したい。僕は本当に野心的なんだ」

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