
日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは19日、昨季までアーセナルでアシスタントコーチを務めていたカルロス・クエスタ氏が7月1日付で新監督に就任することを発表した。契約期間は2027年6月30日までの2年で、契約には翌シーズンの延長オプションも含まれている。
今季終了までチームを率いていたクリスティアン・キヴ監督がインテルの新指揮官に就任したことを受け、パルマはアーセナルでミケル・アルテタ監督のアシスタントコーチを務めてきた29歳のスペイン人監督に白羽の矢を立てた。
スペイン・マジョルカ島出身のクエスタ監督は、選手としてのプロ経験はないものの、18歳の頃に指導者の道を志し、アトレティコ・マドリードのU-17チームでキャリアをスタート。その後、ユヴェントスのU-17チームを経て、2020年8月からミケル・アルテタ監督率いるアーセナルのコーチを務めていた。
戦術家でありつつ語学に長けており、複数言語を話せるためアーセナルでは選手たちと個別にコミュニケーションを図って指示などを与えていたとのこと。29歳の青年監督がイタリアの地に新たな風を吹かせることになるのか、注目だ。
【画像】パルマが新指揮官の就任を発表!