スバル製「最新ヘリ」アフリカの国から2ケタ受注! 同型機は自衛隊やニューヨーク市警察にも

ベルヘリコプターの販売力はやっぱりデカい!

陸自UH-2の民間仕様

 アメリカの航空機メーカーであるベル・テキストロン社は2025年6月16日、チュニジア空軍向けに「SUBARU BELL 412EPX」ヘリコプター12機の購入契約を締結したと発表しました。

 同社によると、今回の受注は「SUBARU BELL 412EPX」にとって初めてのアフリカ市場での販売になるとのこと。なお、チュニジアでは、陸海軍含め、軍用の多用途ヘリコプターUH-1や、その民間仕様であるモデル205、小型のOH-58など、ベル製のヘリコプターを約40機運用しているそうです。

「SUBARU BELL 412EPX」は、アメリカのヘリコプター製造企業ベルとスバルが共同開発した機体で、世界的ベストセラーの中型双発ヘリコプターである「ベル412」シリーズの最新型です。

 機体は、スバルが独自開発したレーザーピーニング技術によるメインローターのギアボックス強化をはじめ、ドライラン能力の向上、最大全備重量の1万2200Lbs(約5500kg)までの増加、マストトルク出力の向上などの性能改良を行っているのが特徴だといいます。

 日本では、すでに警察や消防・防災用、さらには海上保安庁用として導入が進んでいるほか、北米においてもニューヨーク市警察を始めとして各種公的機関などが採用しています。

 また、この「SUBARU BELL 412EPX」のミリタリーモデルであるUH-2が、陸上自衛隊にも採用されており、量産機の引き渡しが進められています。

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