ナポリ、チェルシー退団のサンチョ獲得に関心も…マンUの要求額が問題に?

 ナポリが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド人FWジェイドン・サンチョの獲得に関心を示しているようだ。17日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。

 現在25歳のサンチョは2021年夏にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。加入後2シーズンは主力として試合に出場したものの、2023-24シーズンは規律問題およびエリック・テン・ハフ前監督との関係悪化でトップチームから追放状態となり、2024年1月にドルトムントにレンタル移籍となった。

 その後、昨夏にはマンチェスター・ユナイテッドに復帰し、テン・ハフ前監督と和解していたものの、昨年8月31日にチェルシーにレンタル移籍で加入し、公式戦41試合出場で5ゴール10アシストを記録。最大2500万ポンド(約49億円)での買い取り義務オプションが付随していたものの、個人条件で合意することができず。チェルシーが500万ポンド(約10億円)を支払って買い取りオプションを放棄したことで、11日にレンタル移籍期間が終了して退団したことが発表されている。

 所属元のマンチェスター・ユナイテッドでプレーすることは見込まれていないため、新天地には注目が集まっているなか、今回の報道によると、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネを獲得したナポリがサンチョ獲得に向けて動いているという。

 すでにサンチョ自身はナポリ加入を承諾する姿勢を示していることが報じられているものの、現行契約が2026年6月30日までと残り1年となっている中で、依然としてマンチェスター・ユナイテッドが2500万ユーロ(約42億円)という高めの要求をしていることが障壁になっているようだ。

 それでも、ナポリはサンチョ獲得のために引き続き交渉を進めているようだが、果たして合意に達することはできるのだろうか。

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