レンタル生活に終止符! セルタ、9年ぶりのEL出場に貢献したMFモリバの買取OPを行使…新契約は29年夏まで

 セルタは15日、ライプツィヒからレンタル加入中のMFイライクス・モリバの買取オプション(OP)を行使したことを発表。新契約は2029年夏までの4年間となる。

 新シーズンは、9年ぶりにヨーロッパリーグ(EL)に出場するセルタ。リーグ最年少指揮官の37歳クラウディオ・ヒラルデス監督の下で躍動したカンテラーノたち、と象徴される今シーズンの“セレステ”だが、そんなチームにおいて欠かせない存在だったのが、イライクス・モリバだ。2003年1月19日生まれの現在22歳は、リーグ戦33試合出場しプレータイムも2000分を超えるなど主力として活躍。バルセロナでのデビュー当初は“NEWポグバ”と注目を浴びたが、2021年夏に加入したライプツィヒでは求めていた出場機会を確保できず、バレンシアやヘタフェにレンタル移籍を繰り返す“放浪のキャリア”を送った数年間を経て、スペイン北西部ガリシアに自身が輝ける場所を見つけた。

 スペイン紙『マルカ』によると、買取OPは600万ユーロ(約10億円)とのこと。また、モリバに対しては「複数クラブからオファー」が届いていたようだが、セルタでの日々に幸せを感じていることを理由に、「金銭的な面で劣ることを承知でビーゴに残留」と併せて伝えている。

 モリバの完全移籍加入を実現させたセルタは、すでにルーマニア代表GKヨヌーツ・ラドゥを獲得したほか、期待の若手CBジョエル・ラゴとの契約延長も完了。ヨーロッパでの戦いに向けて、着々とスカッドを整えている。

【公式発表】セルタがモリバの買取OPを行使

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