メジャー覇者2人と堂々勝負「組に恵まれた」 岩井明愛が今季3度目トップ10入り

<マイヤーLPGAクラシック 最終日◇15日◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72>

岩井明愛にとって、最終日の「65」はスコア以上に価値あるラウンドとなった。ともにメジャー優勝経験を持つブルック・ヘンダーソン(カナダ)とブリタニー・リンシコム(米国)と同組で回り、堂々たるプレーで2人を上回るスコアをマークした。

米国女子ツアーを中継するWOWOWのインタビューでは、「組に恵まれて、いい雰囲気の中でプレーできました。組のみんながいいプレーをしていたので、それに頑張ってついていけるようにしました」と笑顔で振り返った。

爆発力が持ち味の22歳が、その真価を発揮した。前半で5バーディ・ボギーなしの「31」。後半はやや足踏みしたものの、最終18番では圧巻のチップインイーグルで締めくくった。「やっぱりうれしかったですね。狙って良かった」。ヘンダーソンが「67」、リンシコムは「72」で上位入りを逃したが、岩井は最高の形で今季3度目のトップ10入り(トータル12アンダー・7位タイ)を果たした。

この日のドライビングディスタンスは307ヤードを記録。好調なショットに加えて、アプローチでも光るプレーを見せた。最終18番については「エッジが少し受けていて、ピン方向に下る感じだった。うまくアップヒルに落とせました。いいアプローチだったと思います」という自画自賛の小技も披露した。

来週は海外メジャー「KPMG全米女子プロ」(テキサス州、フィールズランチ・イースト)に挑む。「ゴルフの調子は悪くないので、自分のプレーをできるように。楽しんでいる姿をみなさんに見てもらえるように、頑張ります」。前哨戦で得た自信を胸に、西郷真央に続く大舞台での初優勝を目指す。

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