“闘犬”ガットゥーゾ、窮地に陥るイタリア代表新監督に就任か…2006年W杯では選手として優勝に貢献

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、イタリア代表の新指揮官に就任するようだ。13日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は8日、成績不振を理由にイタリア代表を率いていたルチアーノ・スパレッティ前監督の解任を決断。その後、現在ローマでアドバイザーを務めるクラウディオ・ラニエリ氏に新監督就任のオファーを提示したものの、断られた。

 報道によると、ハイドゥク・スプリト(クロアチア1部)を解任されたばかりのガットゥーゾ監督は、FIGCのガブリエーレ・グラヴィーナ会長と会談を行い、合意に達したとのこと。来週にも1年間の契約が締結されるようだ。

 また、ガットゥーゾ監督が就任した場合、元イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ氏や元同代表DFアンドレア・バルザーリ氏などもスタッフとして加わると伝えられている。

 現役時代には、ハードワークを惜しまないそのプレースタイルから“闘犬”とも呼ばれ、イタリア代表として2006年のワールドカップ優勝に貢献したガットゥーゾ監督。2013年12月にFCシオン(スイス1部)で選手兼監督となり、その後はパレルモ(イタリア2部)、OFIクレタ(ギリシャ1部)、ピサ、ミラン、ナポリ、バレンシア、マルセイユの監督を歴任。昨年7月にハイドゥク・スプリトの指揮官に就任し、リーグ戦36試合を指揮して17勝12分7敗という戦績を残し、6月5日に解任されていた。

【動画】スパレッティ監督のラストマッチ! vsモルドバ

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