
ピサ(イタリア)は13日、フィリッポ・インザーギ監督と双方合意で契約解消に至ったことを発表した。
現役時代に天性のストライカーとしてミランやイタリア代表で活躍したF・インザーギ監督は現在51歳。ミランの下部組織で指導者キャリアをスタートし、2014-15シーズンは“ロッソネリ”のトップチームを率いたものの、低迷するチームを立て直せずに同クラブを去った。
F・インザーギ監督は16-17シーズンに当時セリエCのヴェネツィアで再出発し、その後はボローニャやベネヴェント、サレルニターナなどでも監督を歴任。2024-25シーズンからピサの監督に就任すると、セリエBを2位で終え、ピサを1990-91シーズン以来となるセリエA復帰に導いた。
F・インザーギ監督はピサとの契約を2026年夏まで残していたものの、パレルモの監督に就任するため同クラブを去ることになったようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ピサに対しては補償金の70万ユーロ(約1億1650万円)が支払われる模様。F・インザーギ監督とパレルモは2年契約を結び、同クラブが16-17シーズン以来のセリエA復帰を果たした場合には1年の延長オプションが発生する模様だ。