日本代表DF町田浩樹、ブンデスリーガ挑戦か…ホッフェンハイムと「具体的で前向きな交渉」

 ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー1部)に所属する日本代表DF町田浩樹が、ホッフェンハイム(ドイツ1部)との移籍交渉を行なっているようだ。13日、ドイツメディア『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じた。

 8月に28歳の誕生日を迎える町田は、2016年5月に鹿島アントラーズでデビューを飾り、鹿島では公式戦通算116試合に出場した。2022年1月から加入したユニオンSGでもセンターバックのレギュラーとして活躍し、2023-24シーズンに110年ぶりのベルギーカップ優勝、2024-25シーズンに90年ぶりのトップリーグ優勝を果たした。

 来季はクラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)本戦への出場権を獲得し、町田にとってもキャリアで初めて欧州最高峰の舞台に立つチャンスが訪れた。一方、ベルギー王者で確固たる地位を築く町田は移籍市場で人気を博しており、今回5大リーグへのステップアップの扉が開かれたようだ。

 プレッテンベルク記者によると、ホッフェンハイムと町田の間では「具体的で前向きな交渉」が進められているという。なお、町田とユニオンSGの契約は残り1年で、移籍情報サイト『transfermarkt』による推定市場価値は1100万ユーロ(約18億円)に設定されている。

 町田の加入が噂されるホッフェンハイムは、2000年代に実業家ディートマー・ホップ氏の投資により急成長を遂げ、2008-09シーズンから1部に定着している。これまでに何度かCLとヨーロッパリーグ(EL)に出場している実力のあるクラブだ。しかし、ELとの二足の草鞋を履いた2024-25シーズンは、リーグで2番目に多い失点数を喫して残留圏内ギリギリの15位に終わり、来季に向けて守備力の強化が課題となっている。

 町田は2023年9月にデビューを飾った日本代表で17キャップを刻み、負傷者続出のDFラインで着実に存在感を高めている。来夏に北中米で行われるFIFAワールドカップ26を前に、ブンデスリーガへの移籍を果たすのだろうか。

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