横浜でデビュー待ちの「巨大クルーズ船」に“タンクローリー集結!!” いよいよ燃料供給開始「飛鳥III」

日本郵船は、「飛鳥III」へのLNG燃料供給を実施したと発表しました。

クルーズ船としては日本初

 日本郵船のグループ会社である郵船クルーズは2025年6月12日、日本郵船の新造クルーズ船「飛鳥III」へのLNG(液化天然ガス)燃料供給を実施したと発表しました。

 6月10日から11日にかけて、横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて、クルーズ客船としては国内初となるLNG燃料の供給が行われました。

「飛鳥III」はマイヤー・ベルフト社で建造され、6月2日に横浜港に到着したばかり。同船は重油・軽油・LNGの3種類が使用可能なトリフューエルエンジンおよび陸上電力受電設備を搭載しています。就航開始は7月10日の予定です。

 横浜市はこの飛鳥IIIの就航を見越し、2021年に横浜港をLNGバンカリング(燃料供給)拠点とすべく郵船クルーズなどと覚書を締結。クルーズ船に横づけして「Ship to Ship」方式でLNGを供給するバンカリング船の整備も行っています。ただし今回は、陸側のLNGタンクローリー車から直接供給する「Truck to Ship方式」により実施されました。

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