前線の戦力拡充を目指すミラン、ヴラホヴィッチも獲得候補か…高額給与が交渉の障壁に?

 ミランがストライカーの補強に向けて複数の選手をリストアップしているようだ。12日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 今冬の移籍市場でメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスを獲得したミラン。フェイエノールトから加入した24歳は公式戦19試合で6ゴール3アシストとまずまずの成績を残したが、クラブは2014年以来の“帰還”を果たしたマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下での再出発に向けて、今夏にもストライカーを補強したいと考えているようだ。

 イグリ・ターレSD(スポーツディレクター)は5名程度をリストアップしており、その中にはユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチも含まれているという。2022年1月のユヴェントス加入後、ここまで公式戦通算142試合で56ゴール14アシストをマークしている25歳だが、現行契約は来年夏で満了に。契約延長交渉は難航しており、移籍金が発生する今夏のタイミングでの退団も噂されている。

 報道によると、アッレグリ監督はユヴェントス時代の“教え子”との再会を希望しており、ミランもそうした指揮官の意向を汲み取り獲得の可能性を模索しているとのこと。しかし、高額の給与が障壁となっており、オファーの提示に踏み切るか否かは現時点で不透明だという。ミランはアタランタに所属するイタリア代表FWマテオ・レテギにも関心を寄せており、いずれかの獲得に乗り出す見込みと報じられている。

 ミランはヴラホヴィッチ、レテギ双方の陣営との交渉を今後も継続する模様。果たしてヒメネスの“ライバル”として加入するのはどの選手になるのだろうか。

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