既報の通り、今週は秋モデルと思しき未発表プロトタイプのツアー供給が相次いだ。中でも目立っていたキャロウェイ『X FORGED』シリーズの派生機種と見られる『X FORGED MAX』について、吉田鈴と手束雅の試打感想が興味深かったのでレポートしたい。まず「シーズン中にアイアンは基本替えない」と前置きする吉田の第一印象から。
「現行の『X FORGED STAR』を使っていて、それよりもヘッドが小さい感じですかね。一言で言うと座りがいい。それによって悪いライでもクラブが入りやすいし、守ってくれる感じがします。『STAR』より一回り小さいからラフの抜けがすごくよくなるなと思いました。より簡単になったと思います。球の高さも良かったし、簡単に上がります。
（アイアン選びでこだわる点は）パッと構えた時に、すぐに替えられそうなアイアンという部分が大事。座り感や打感、簡単に上がるとかラフの抜けとかは気にしますね。今回、アマチュアの方にもすごく使いやすいと思います。（もう一機種のX FORGED MAX STARも）打ちました。女性ゴルファーにおススメしたい感じでした」（吉田）
手束の『X FORGED MAX』に関する第一印象はこうだ。
「顔が個人的に好きで、ずっと使っていたモデルにグースが効いてる所が似てます。今は『X FORGED STAR』を使ってるけど座りも似たような感じで打ちやすい。今のアイアンも好きだけど、飛んでいく球が少し強そうな印象を受けました。火曜日に雨のアゲンストの中で打ったんですけど、見ている感じ負けてない。
7と9番を試して担当の方に『1セットお願いします』と言いました。（切り替えは）調整して『アース・モンダミンカップくらいには打てると思う』と言ってもらえたので、そこでまたテストしたいです。違和感も全くなかったしグースが効いてつかまりそうな顔が個人的に好きなのでめちゃくちゃ良いなと好印象です」（手束）
と、こちらはシーズン中の入れ替えも示唆。昨年発売の現行の『X FORGED』や『X FORGED STAR』は、本来『APEX』シリーズを使うべき米国男女選手の多くがこぞって使用したことで人気に火がついたが、今作は通常通り、日本の選手から替えていく！？
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