ツアー初Vの高野愛姫は“卒業” プロテストトップ合格のルーキーは“安全圏”へ【女子リランキング】

国内女子ツアーは先週の「ヨネックスレディス」を終え、リランキング争いにも動きが見られた。
非シード選手を対象に、QTで決まった優先出場順位をシーズン中に並び替えるリランキング制度が導入されている。設定された試合終了時点のランキングに応じて、中盤戦以降の優先順位が変動。フル出場できる目安は、上位30~35位以内と見られる。

ヨネックスレディスはQTランキング23位の高野愛姫が優勝。これにより来年末までのフル出場権(一部大会を除く)を手中に収め、リランキングから“卒業”した。

ジャンプアップしたのはQT54位の寺岡沙弥香。プロテストトップ合格のルーキーは、3位タイで終えて通算98.87ポイント(pt)で40位から22位までランクアップ。中盤戦フル出場権の“安全圏”に一気に浮上した。

さらに2週前の「リゾートトラストレディス」を11位タイで終え、先週は3位タイと上位フィニッシュを続けた宮田成華は、通算187.51ptまで積み上げて8位に順位を上げている。

QT66位、リランキング62位のルーキー・六車日那乃は、今週行われる「宮里藍 サントリーレディス」の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を突破して本戦への出場資格を得た。出場機会が限られているため、ここで安全圏に浮上できるようなビッグポイントを獲得したいところだ。

1位は菅楓華(617.37pts)。2位に荒木優奈(515.50pts)、3位に入谷響(403.09pts)が続いている。非シード選手で今季優勝を挙げた工藤遥加、菅沼菜々、稲垣那奈子は、来年末までの出場権が確定したため“卒業”している。

今年のリランキングは、第1回が今月20~22日開催の「ニチレイレディス」(千葉県・袖ヶ浦CC新袖C)終了後、第2回が9月26~28日開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(宮城県・利府GC)終了後に実施される。

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