ゴルフ歴2年で最長317ヤード! 元ソフトボール女子・石井咲楓は右肩甲骨でヘッドを加速【飛ばしのヒントは女子ドラコン】

小学3年時からソフトボールを始め、高校を卒業後に実業団チームでもプレーしていた石井咲楓(いしい・さき)は、2023年にゴルフに転身。ゴルフ歴たった2年で今季からドラコン選手としてプロデビューし、最長317ヤードを飛ばす秘訣を聞いた。
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男性に比べて非力な私たちが300ヤード飛ばすには、道具を効率よく使わなければなりません。そのために私が気をつけているのは、切り返しのタメ。

飛ばそうと思うと、ダウンスイングで力んで頭が突っ込みます。これではシャフトをしならせて、ヘッドを走らせることができません。トップを作ったら右肩甲骨を真下に動かして、クラブを振り下ろしてください。このとき、両肩を結んだラインは右を向いたまま。これで右ヒジが体の近くを通り、ダウンスイングのタメができます。

私がおすすめしたいのが、体を右に向けたまま振り上げて振り下ろす“右大きく素振り”。上半身をしっかり捻転させてバックスイング。右背中を使って切り返したら、右を向いたままフォロー。下半身はアドレス時のままにしましょう。
また、私は幼い頃からソフトボールの投手をやっていたのですが、投げるときの動きがかなり生きています。実は大きく回した腕を振り下ろすとき、右背中を真下に動かしているんです。みなさんもぜひ試してみてくださいね。飛距離アップにつながりますよ。

■石井咲楓
いしい・さき/ 2004年生まれ、兵庫県出身。小学3年時からソフトボールを始め、高校を卒業後に実業団チーム入り。23年にゴルフに転身し、ドラコン競技に力を入れる。24年「JLDCアマチュア日本決勝大会」で優勝、同年「ULD世界ドラコン大会」で285.5ヤードを記録しアマチュア部門で優勝を果たす。ゴルフ歴たった2年で今季からドラコン競技でプロデビューした大型新人。

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