
日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と対戦し、0−1で敗れた。
オーストラリア紙『ヘラルド・サン』は、「サッカルース(オーストラリア代表の愛称)の呪いが解けた」として、対日本16年ぶりの勝利に言及。「(90分に決勝点を挙げた)アジズ・ベヒッチの得点が来年のワールドカップへの航空券の予約につながった」として、最終節で直接対決となるサウジアラビアとの2位争いで、かなり優位な立場になったことへの喜びを表現している。
日本が代表経験の浅い選手を多数起用したことにも言及し、「森保一監督はとても若いチームをテストするためにこの試合を利用した。(昨年)10月に対戦したときにも先発していた選手は1人だけ(町田浩樹)。この試合では鎌田大地がワールドカップでの日本代表入りが確実と言える唯一の先発選手だった」と伝えつつ、「89分間の冴えないプレーだった」と自国代表の戦いを表現。「ライリー・マッグリーの鮮やかなプレーとベヒッチの素晴らしいゴールで、それはみんなの記憶から消し去られたことだろう」と、オーストラリアにとって苦しい戦いであったことも報じている。
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