豪州戦でキャプテンを託された鎌田「最後の失点はもったいない」…黒星悔やむも内容は一定評価

 日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と対戦し、0-1で敗れた。この試合でキャプテンマークを巻きスタメンフル出場を果たした鎌田大地(クリスタルパレス/イングランド)が、試合後のインタビューに応じた。

 今回の最終予選で初スタメンとなる選手が9名となった日本代表は、序盤からボールを支配したものの、決定的なチャンスまでにはたどり付けず、終盤の失点で0-1の敗北を喫した。

 鎌田は「試合前にとにかく負けることだけはなくそうとは話していた」とこの試合の位置付けを語ると、「0-0の状況でも、ボールを保持することができた。攻撃でチャンスを作るのは難しかったが、自分たちのやるべきことはしっかりできたと思う」と新たな顔触れが多かったものの一定の評価を与えた。しかし、「そういう中でも最後に失点してしまったのは、すごいもったいなかった」と、今予選での初黒星を悔やんでいる。

 64分に久保建英と中村敬斗が投入されると、鎌田はポジションをシャドーからボランチに移動。その際の役割の変化について問われると、「タケ(久保建英)や(中村)敬斗をシンプルに使い、彼らの個人技で多くのチャンスが作れたと思う」と答えた。

 この試合での収穫と課題に関しては、「誰が出ても1対1の強さや、剝がすという個人のクオリティをウイングの選手は見せれたと思う。ただゴール前での最後のクオリティは、もっと良くなると思うので、チームとして直したい」と振り返った。

 次節は10日に行われ、日本代表はホームでインドネシア代表と対戦する。

【動画】途中出場の久保がゴールを狙う

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