なんで埼玉に「三重県の機関車」が…? 珍しい私鉄どうしで「機関車カラー」入れ替え! え、昔も走ってた!?

秩父鉄道と三岐鉄道は、両社が保有する電気機関車のコラボ塗装を実施します。

両社には意外な関係が

 秩父鉄道(埼玉県熊谷市)と三岐鉄道(三重県四日市市)は2025年5月30日、両社が保有する電気機関車のコラボ塗装を実施すると発表しました。

 このコラボでは、秩父鉄道のEL303号機と三岐鉄道のED454号機の塗装を入れ替え、それぞれの路線を走行します。秩父鉄道では秩父本線と貨物専用路線である三ヶ尻線の区間にて6月中旬から、三岐鉄道では三岐線にて7月から当面の間、運行される予定です。

 両社は、旅客と貨物輸送の両方を行う、国内では珍しい私鉄であり、2000年には秩父鉄道から三岐鉄道へ電気機関車2両が譲渡され、秩父鉄道の塗装のまま運行された経緯があります(すでに廃車)。

 6月21日には、秩父鉄道・広瀬川原車両基地にて、三岐鉄道カラーの電気機関車による夜間撮影会が開催されます。17時45分から19時30分までの間、撮影会限定のヘッドマークが掲出された車両を撮影できるほか、参加特典として「三岐鉄道カラー電気機関車デビュー記念乗車券」1セットと秩父鉄道グッズが配布されます。なお、参加料金は2万円で、受付期間は6月6日10時から6月17日23時59分までです。

 また、「三岐鉄道カラー電気機関車デビュー記念乗車券」は、6月21日から8月31日まで、秩父鉄道の羽生、熊谷、武川、寄居、秩父、御花畑、影森の各駅および秩父鉄道の通販サイト「ちちてつe-shop」にて販売されます。価格は1200円で、C型硬券2枚に特製台紙が付属します。

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