
「全米女子オープン」を終えて更新された、6月2日付の女子世界ランキングでネリー・コルダ(米国)が1位の座をキープし、通算100週という記録を達成した。
アメリカ勢としては初の快挙。コ・ジンヨン(韓国)の通算163週が最長記録で、ロレーナ・オチョア(メキシコ、158週)、リディア・コ(ニュージーランド、125週)、ヤニ・ツェン(台湾、109週)、パク・インビ(韓国、106週)に続く、6人目の達成者となった。
ネリーが初めて世界ランク1位に就いたのは、「KPMG全米女子プロ」でメジャー初制覇を果たして更新された、2021年6月28日。キャリアを通じて、ランキング1位は6度。そして24年3月25日に1位に返り咲いて以来、その座を明け渡していない。
昨年は史上最多に並ぶ出場5連勝を記録。そこにはメジャー「シェブロン選手権」での優勝も含まれている。年間7勝を飾り、アメリカ勢として史上最多を更新。年間最優秀選手(ロレックス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー)にも輝いた。
ツアー通算15勝(うちメジャー2勝)ながら、今季はここまで未勝利。今季最高位は全米女子オープンでの2位で、これは大会自己ベストにもなった。