アドレスの工夫で飛びが激変! 最長319ヤード女子は右肩を下げて“トゥ寄り”セットで飛ばしていた

ドラコン競技を始めて1年で無差別級チャンピオンになった梅田日陽(うめた・ひよ)。新世代のドラコン女王が語る飛ばしの第一歩は?
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飛ばすためにはスピンも抑えられて、ランが出るドローボールが絶対有利です。私は、インサイドからクラブを入れて、アッパーで打っています。

インサイド・アッパーで打つにはティアップが大切。私はセンターでなく、あえてトゥ寄りにセットして、ティを高めにしています。このセットアップにしただけでイメージを出しやすくなるはずです。打点が「トゥ上」になれば、ギア効果も働いてハイドローで飛ばせますよ。
インサイド・アッパー軌道で打つためには手元と体の間にスペースを作ることも必要です。母指球に重心を置いて構えると手元が通る懐を作れます。一方で、カカトに重心を置いてしまうと手元と体が近くなって、振り抜こうとするとカット軌道になりやすいので注意してください。
また、アドレスしたときは両肩が平行ではなく、右肩を少し下げておくことで自然とアッパー軌道で打てますよ。
■梅田日陽
うめた・ひよ/1997年生まれ、茨城県出身。2023年からドラコンツアーに参戦して、2024年は「JPDA プロドラコンツアー 女子オープン無差別級チャンピオン」を獲得。公式最長記録は319ヤード。

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