34歳GKデ・ヘア、フィオレンティーナとの契約を2028年まで延長！　給与は倍増か

　フィオレンティーナは30日、元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの契約を延長したことを発表した。なお、新契約は2028年6月30日までとなる。

　現在34歳のデ・ヘアはアトレティコ・マドリードでプロデビューを飾り、2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ活躍の場を移した。元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏から背番号「1」を継承すると、約12年間で公式戦通算545試合に出場。最後尾からチームを支え続け、プレミアリーグ優勝やヨーロッパリーグ（EL）制覇などに貢献した。

　2022－23シーズン終了後に契約満了でマンチェスター・ユナイテッドを退団すると、1年間の“無所属期間”を経て、2024年夏にフィオレンティーナへ加入。自身初挑戦となったセリエAでも安定したプレーを披露し、公式戦42試合に出場して11度のクリーンシート（無失点試合）を記録した。

　そんなデ・ヘアの現行契約は2025年6月30日までで、1年の延長オプションが付随していたが、今季の活躍を見せたことで、新しく3年契約を締結したことが明らかになった。

　なお、イタリアメディア『スポルティタリア』によると、この新契約締結によって1シーズンあたりの年俸が270万ユーロ（約4億4000万円）になった模様で、加入時の年俸からは2倍相当の金額になったことが伝えられている。