デ・ブライネの新天地はナポリに?…クラブSDが明言「間違いなく獲得に近づいている」

 ナポリがマンチェスター・シティを退団するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの獲得に向けた動きを強めているようだ。29日、イギリス紙『インデペンデント』やイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在33歳のデ・ブライネはヘンクやチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクを経て、2015年夏にマンチェスター・シティへ加入した。10年間で公式戦通算422試合出場108ゴール177アシストという成績を残し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む合計18個のタイトル獲得に貢献。すでに契約満了に伴う退団が発表されており、今夏に新天地を求めることとなっている。

 加入が有力視されているのがナポリ。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーやサウジ・プロフェショナルリーグからもオファーが届いているが、デ・ブライネは欧州でのキャリア継続を希望している模様。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は「現在も素晴らしい選手たちが揃っているが、さらにトップレベルの選手を加えていく予定だ」と言及しており、すでに2027年6月末までの2年契約を提示したとも報じられている。

 今回の報道によると、アントニオ・コンテ監督の続投が濃厚となった今、ナポリはデ・ブライネ獲得に向けた動きを強めているとのこと。スポーツディレクター(SD)を務めるジョバンニ・マンナ氏は「ケヴィン・デ・ブライネの近づいたと感じている。間違いなく近づいているよ」とコメントしており、契約締結への自信を深めているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もマンナSDの言葉を引用しつつ、デ・ブライネの早期獲得がナポリの優先事項になっていると指摘している。

 なお、デ・ブライネに対してはセリエAの他のクラブやプレミアリーグからのオファーがあり、選手側は交渉に臨む用意があるようだ。

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