担ぎセルフプレーで掴んだ全米切符 馬場咲希は予選会の1枠“狙い撃ち”に「すごくうれしかった」

<全米女子オープン 事前情報◇28日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

3週間前に行われたハワイのホノルルCCで行われた「全米女子オープン」予選会で、馬場咲希は狭き門を突破した。25人がしのぎを削るなか、出場枠はわずか1枠。その座を射止め、2年ぶり3度目の全米に出場する。
「狙ったところで取れた。すごくうれしかった」と笑みをこぼす。1日36ホールという長丁場の戦いで、1枠を“狙い撃ち”で奪取した達成感は格別だった。さらに、キャディーなしで自らバッグを担ぎ、セルフで回りきったというから驚きだ。

先週の金曜日に現地入りし、土曜日から練習ラウンドをスタート。調整に余念がない日々を送っている。「グリーン周りの傾斜がすごく強いところが多くて、30ヤードとか50ヤードくらい“ザー”って落ちてきちゃう」と、アンジュレーションのあるグリーンに手を焼く一方で、「風も強そうだし。ハワイの時も風強かったので、その経験を活かせれば」と前向きだ。

同じルーキーで快進撃をみせている竹田麗央や岩井千怜の存在も、大きな刺激になっている。「先輩たちの優勝は何回も見させていただいて。同じ国の選手が勝つのをみて、すごくかっこいいなと思う。私もああいうふうに優勝できる選手になりたい」と青写真を描く。

「予選会を通過できて出場権を獲れた。それをつなげられるように。予選通過したいなっていう気持ちがすごくあります」。狭き門をこじ開け、手繰り寄せた全米の切符。この好機をしっかり結果につなげたい。

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