ケレハーの新天地はブレントフォードか…レヴァークーゼン移籍が濃厚な現守護神の“後釜”に?

 リヴァプールに所属するアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーに対し、ブレントフォードが関心を寄せているようだ。28日、『スカイスポーツ』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在26歳のケレハーは2015年夏にリヴァプールの下部組織出身へ加入し、約4年後にトップチーム昇格を果たした。長らくブラジル代表GKアリソンのバックアッパーという位置付けながら、ここまで公式戦通算67試合に出場。今シーズンはプレミアリーグで10試合、チャンピオンズリーグ(CL)とカラバオカップで4試合、FAカップで2試合ゴールマウスを守った。

 頼れる控えGKとしてチームを支えてきたケレハーだが、ノッティンガム・フォレストへの移籍が囁かれた昨年夏に続き、今夏にも退団の可能性が浮上。バレンシアにレンタル中だったジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの復帰に伴う出場機会の減少が予想され、新天地を求めることが濃厚と報じられている。

 今回の報道によると、ブレントフォードがケレハー獲得の可能性を探るべくリヴァプールに接触したとのこと。同クラブは、正守護神として活躍中のオランダ代表GKマルク・フレッケンがレヴァークーゼンへの移籍に近づいていることから“後釜”の確保に向けて動いており、確かな実力とプレミアリーグでの豊富な経験を兼ね備えるケレハーに白羽の矢を立てたようだ。

 なお、フレッケンはレヴァークーゼンと2028年6月末までの契約を締結することですでに口頭合意に達している模様。クラブ間での交渉も進行中で、移籍金は1000万ユーロ(約16億円)から1400万ユーロ(約23億円)程度になる見込みだという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、レヴァークーゼンとブレントフォードの交渉は順調に進んでおり、フレッケンの移籍に向けたプロセスは最終段階に到達したと伝えている。

 ウェストハムや日本代表MF田中碧が所属するリーズからの関心も報じられたケレハーだが、新天地はブレントフォードになるのだろうか。

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