関越道の“最も渋滞する区間”に「橋を架けます」 6月に夜間通行止め “渋滞根絶”への大きな節目に!?

NEXCO東日本さいたま工事事務所は2025年5月、関越道の鶴ヶ島JCT~東松山IC間で夜間通行止めを行うと発表しました。「渋滞対策」として、関越道をまたぐ橋を架けます。

渋滞を抜けたところに「橋を架けます」

 NEXCO東日本さいたま工事事務所は2025年5月、関越道の鶴ヶ島JCT~東松山IC間で夜間通行止めを行うと発表しました。

 6月24日(火)21時から翌5時まで、上下線を通行止めとし、関越道をまたぐ橋の架設を行います。荒天時は6月25日(水)または26日(木)、30日(月)の同時間帯に順延されます。

 これは、関越道の渋滞対策として進められている「付加車線」設置工事の一環です。

 架設が行われる坂戸西スマートIC~高坂SA間では、左側に1車線を付け加えて片側4車線化する工事が行われていますが、跨道橋が干渉する箇所がありました。この跨道橋を移設すべく、すでに橋台が新設されており、今回の架設後、付加車線工事が進展しそうです。

 これまで猛烈な渋滞の先頭となっていた高坂SA付近では、2025年3月に付加車線が完成し、交通容量が向上しました。しかし、その結果、上り線では渋滞の発生地点が坂戸西スマートIC付近へと移っています。高坂SA付近と坂戸西スマートIC付近の付加車線を連続化することで、渋滞の抜本的な緩和を図ります。

 なお、通行止め期間中、高坂SA(上下線)は閉鎖され、レストランやフードコートの営業時間が短縮されます。また、通行止めに伴い、高速道路を一時流出し、迂回後に再流入した際に通行料金を調整する「乗継調整」が実施されます。

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