契約満了迫るサネ、トッテナムらが獲得に興味?…バイエルンはクラブW杯前に最終決断か

 バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネに対し、プレミアリーグの複数のクラブが関心を寄せているようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在29歳のサネは2013-14シーズンにシャルケでプロデビューを飾り、2016年夏にはマンチェスター・シティへ完全移籍加入。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームで公式戦通算135試合出場39ゴール43アシストという成績を残すと、2020年夏に母国の盟主たるバイエルンへ活躍の場を移した。エースナンバー「10」を背負い、ここまで公式戦220試合で61ゴール55アシストをマークしている。

 そんなサネの現行契約は6月末で満了に。バイエルンは契約延長に向けて動いているものの、給与などをめぐって交渉は難航しており、依然として去就は不透明となっている。

 報道によると、新たに代理人となったピニ・ザハヴィ氏はバイエルン退団の可能性を考慮し、アーセナルやチェルシーを含むプレミアリーグの複数クラブと交渉を開始しているとのこと。現時点で最も強い関心を寄せているのはトッテナムであり、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇してチャンピオンズリーグ(CL)への返り咲きを果たした同クラブへの移籍は、サネにとって魅力的な選択肢であると報じられている。

 なお、バイエルンは2028年6月末までの契約延長に向けて、固定年俸1000万ユーロ(約16億円)に加えて550万ユーロ(約9億円)のボーナスという条件を提示している模様。クラブとしてはFIFAクラブワールドカップ2025の開催地であるアメリカへ出発する6月10日までに最終的な決断を下したいと考えているようだ。放出に踏み切った場合には、ブライトン所属の日本代表FW三笘薫やミラン所属のポルトガル代表FWラファエル・レオンらの獲得に動く可能性があると報じられている。

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