来季フランクフルトで“日本人コンビ”誕生の可能性?…堂安律に加え板倉滉もリストアップか

 フランクフルトで再び日本人コンビが誕生する可能性があるようだ。27日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 今シーズンのブンデスリーガを3位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したフランクフルトは、フライブルクに所属する日本代表MF堂安律の獲得を画策中。リーグ戦34試合出場10ゴール8アシストという欧州でのキャリアハイとなる数字を残した26歳に対してはドルトムントも関心を寄せているが、現時点ではフランクフルトが争奪戦を優位に進め、新天地の有力候補となっている模様だ。

『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、フランクフルトは堂安の獲得に向けた動きを強めており、現在は口頭合意に向けて全力で取り組んでいるとのこと。選手本人とフライブルクに対して移籍に必要な金額およびプロジェクトをすでに提示しており、取引成立に楽観的とも伝えられている。近日中に正式なオファーが提示される可能性もありそうだ。

 また、フランクフルトはドイツ代表DFロビン・コッホの退団が囁かれていることから守備陣の強化も目指しており、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉もリストアップされているという。今シーズンもリーグ戦31試合に出場するなど最終ラインの主軸として活躍した板倉だが、かねてから今夏の退団が噂されており、ボルシアMGも1200万ユーロ(約20億円)程度での売却を視野に入れている模様。ドルトムントからの関心も報じられるなど、去就に注目が集まっている。

 フランクフルトには高原直泰氏や稲本潤一氏、乾貴士(現:清水エスパルス)、長谷部誠氏、鎌田大地(現:クリスタル・パレス)と過去に多くの日本人選手が在籍。長谷部氏と鎌田はチームメイトとして共闘し、ともにヨーロッパリーグ(EL)制覇の偉業を成し遂げている。かつてオランダのフローニンゲンでチームメイトだった堂安と板倉が、フランクフルトでもチームメイトとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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