米ツアー1勝のW・ザラトリスが椎間板の再手術を発表 今季復帰は絶望的「秋に会えるのを楽しみに」

 米男子ツアー通算1勝のウィル・ザラトリス(米国)が自身のSNSで、2週前に行われたメジャー大会「全米プロゴルフ選手権」のあと、「2つの椎間板が埋没したと診断され手術を受けた」と公表した。すでに手術は先週の金曜日に行われた。
「みなさん、こんにちは」ではじまるザラトリスのメッセージは、「健康状態の現在をお知らせします」というもの。「この春、背中に違和感を感じはじめ徐々に悪化していった。全米プロ選手権の後、MRIで2つの椎間板が再び埋没していることがわかった。医療チームと選択肢について話し合った結果、この金曜日にテキサス州のバック・インスティテュートのマイケル・ダフィー医師の手術を受けた。目覚めたときにとても良い感触でとてもハッピーだった。これから回復へ向け集中し、また頑張る時が来た。ずっとそばにいてくれたチーム、友人、家族に感謝している。秋にみんなに会えるのを楽しみにしている」と綴られた。

復帰時期は明確にされていないが、今秋を目標にしていることから少なくとも3〜4カ月は欠場。今シーズン中の復帰は絶望的となった。

28歳のザラトリスは2023年4月にも微小椎間板切除術を受けている。今季はここまで11大会中9試合で予選を通過。メジャーの「マスターズ」、そして全米プロは決勝ラウンドに進めなかった。1月の「ザ・アメリカンエキスプレス」の12位タイが最高位で、現在フェデックスカップランキングは99位、世界ランキングは84位につけている。(文・武川玲子=米国在住)

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