石川遼、最終日伸ばせずも得た“手応え” 来週は全英切符かかる一戦「まずはそこに集中」

<日本プロゴルフ選手権 最終日◇25日◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲コース(岐阜県)◇7337ヤード・パー72>

2009年大会覇者の石川遼は、首位と4打差で迎えた最終日に3バーディ・3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず。トータル8アンダー・19位タイで大会を終えた。
アウトからスタートし、1番から2.5メートルのバーディチャンスにつけるも、入らずパーでの滑り出し。2番でバーディを先行させたが、3番でボギー。そこからは2バーディ・2ボギーと伸ばせなかった。午後からは風が吹き付け、タフなコンディションに。「かなり辛かったので、崩れなくて良かった」と苦い表情で振り返る。「アプローチ、バンカーが今週含めて、あまり良くなかった」のショートゲームの課題が残った。

それでも、後半は気持ちを切らさず粘りのゴルフを展開。「12番あたりからスコアを落とさずにいけました。ズルズルいきそうな流れだったけれど、風が強くなる中で、最後の7〜8ホールはやるべきことができた」と、一定の手応えを得た。4日間を振り返ると、「初日、2日目はいいゴルフができた。いい部分をキープして、もっと高い頻度でできるようにしたい」と意気込んだ。

次戦は岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で行われる「〜全英への道〜ミズノオープン」(29日~6月1日)。「全英オープン」出場権がかかる大事な一戦に向けて、「自分の課題と向き合える機会。しっかりいい準備をして挑みたい。いいゴルフができれば、やりたいことができれば、結果は自然とついてくると思う。まずはそこ(全英オープン)に集中したい」と気持ちを切り替えた。(文・高木彩音)

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